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MIKASA Canoe Club updated 2025-06-06

i-Cup(アイカップ)に向けて

この日で今年3回目のパドリングに向かう髙篠会長 (2025/06/01) 昨年の第30回の記念大会を終え、このページで「主催は学生や手OBらが実行委員会的な組織で主催してくれることを望んでいる」と書いた。現在その通りに若者が立ち上がり、委員長と6人の委員で着々と準備が進んでいる。

 協賛や協力の関係機関の挨拶回りや細かい引継ぎなどは避けられないが、若者同志の連携体制良く、ゲート張りでは事前にネット会議等で張り方やロープの結び方を情報共有し、今まで何日もかかっていたのを1日と少しで完了してしまった。4大学30人も集まったが3チームで効率良くこなして、見事だった。

 三笠カヌークラブで長年やっていた音響や会場設営や景品やTシャツの注文など面倒な部分もあり、慣れるまで少しでもシンプルにしないと息切れしてしまうのではと心配だが少しずつ改善できればと思っている。
 若者が優れているのは、今までタイムやジャッジの記録などは手計算やペーパー確認が多かったが、PCやスマホでするように数年前からなったので今年はペーパーレスでいけそうだ。  (註1)

 大会を引き継ぐのはやはり準備時間が取られるわけで、忙しい彼らが良く引き継いでくれた。
 新しい考えで、そしてネットを利用した進んだ手法でより素早くシンプルにやってくれることで、今までは何と無駄なことに時間をかけていたのだろうかと思う。その積み重ねがあったからこそスムースにいってるので、ともあれ快く引き継いでくれた彼らに感謝である。


 北海道ではいくつかのレースやイベントが引き継ぐことなくやめてしまったものが多い。先日このアイカップをテレビに取り上げるか取材に来たディレクターが練習に来ていた何人からのコメントから「幾春別がどれだけ魅力的な場所で、カヌーをする方々から愛されているのか感じることがでた。魅力ある幾春別川のカヌーを若い人たちも一緒になって守っていこうとしている姿をどう伝えられる企画案を頑張って作る」と言っていた。

 委員長はじめ皆が口をそろえてくれるのは、ここでのレースを楽しんでくれる方は、スラロームやフリースタイルなど色々なカヌーを2日間で楽しめ交流できるアイカップだからこそ続いて欲しいと言ってくれる(今回からサップレースも加えるという)。

 この大会や幾春別川を愛してくれている皆さん、さらなる幾春別川の進化を応援ください。安定した水量のお陰で春から夏までゲート練習ができる幾春別川をこれからもご愛顧、ご協力よろしく!

 2025.06.05  三笠CC会長 髙篠 和憲 

  註1)念のため、今年もペーパーを使うことになってるそうです。(Web担当追記)