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MIKASA Canoe Club updated 2024-05-12

盛り上がった第17回 i-Cup

熱い闘いが繰り広げられる!

 今年で17回目を数えた『幾春別川杯カヌー大会』ー2009 i-Cup the 17th ーは6月20日(土)&21日(日)の両日、幾春別川カヌーコースで開催されました。2日間でのべ、157名(137艇)もの参加者に恵まれ、悪天候を吹き飛ばす勢いの闘いが繰り広げられました。

 今回は国体の北海道ブロック予選と併催となって開会式には道カヌー協会会長の釣部さんや酒向理事長、そして三笠市長、市体育協会会長などVIPが並ばれた。


 また長年のルールでも改正があり、2本の良い記録を採用。ゴールは後ろ向きOK、ポール通過は胸でなく頭と艇で判断。さらに国際ルールにあわせて1本ポールも3箇所設定。

1日目 スラロームカヤック

K1競技艇では男女国体予選選手4名が先にスタート。続いて男子が社会人5名北大9名と計16名という大所帯。結果は三笠CCの松原君(大分県代表)が北海道の代表になった矢田マンを4ポイント離して1位、九州に転勤して猛練習して実力をどんどんつけている。矢田マンも2本ともポール接触無しの大会唯一のノンぺナ賞。3位はかつての国体選手で今回協会のスラローム委員長でもある神川氏。4位に国体予選選手の北水カヌー部鹿野君、来年は若さで矢田マンを越えて欲しい。北大現役がメインの競技艇の部だが、北大OBの林君、山水の丸谷さん、倶知安の城田さんなど社会人が負けずにエントリーしてくれるのは頼もしく、また大いに励みになる。

 女子は三笠CC九州支部の松原アッチャン。今回で連続優勝6回目は快挙。2位はラピッヅ福島陽子。3位は岩教大の藤原ひかる。4位には久しぶり出場のラピッヅの小田桐ママが北大勢を抑えた。


 プレイボートカヤック男子はウィルダネスの常連横谷氏がトップ、2位に旭川CCの笹原氏、3位に同じく旭川の新鋭赤木氏が帯畜生をかわす。女子は帯畜山本さん、2位にウィルダネスの中野さん(今回審判資格も取得)、3位に帯畜川崎さん。

注目のビギナーはスタートはi-Cupの瀬下の10番ゲートからの距離は半分。

男子は1位が何と小6のラピッヅ福島君。2位に三笠CCの中1高木君が帯畜大生をやっつけた。2人ともタイムは高木君が9秒くらい上だったが、不通過が1個多かっただけ、2本とも沈脱せず良いライバルになった。

女子も注目のガンネルズの木村あかりちゃんが2分を切るタイムを出したが、不通過の数で北水の達さん泉さんと教育大宇井さんに次いだ。

スラロームカナディアン

競技艇の部では今年も宮澤(北大)と北岡が1、2位。3位には今回最高齢の還暦で頑張る旭川CC丸山さん。今回丸山さんにはスタッフの釜炊きご飯を差し入れして頂き感謝です。

 オープンでは今年は特にFRPのインフェルノが増えて軽量艇が12艇もエントリー。逆にポリ(ロイヤレックス)の部が穴場と言っては失礼か?



 まず女子も3艇で同じスパークそろい組で無理くり成立し、予想通りブレイブチキンの東京移転した清信まゆみが1位。7ポイント差で急遽成立させられた九州支部の松原あっちゃんが2位。最近めきめきパワーもテクニックもあげた三浦さんは惜しくも2本とも沈。

 男子ポリは予想通り昨年御岳のチャンピオン!のウルフ須美が優勝。2位に急遽ポリに変更してニンマリの岩教大のセバスチャンが。3位はガンネルズ同志の高木君をかわしてレオが。

 男子軽量は激戦。勿論新艇インフェルノでコースを知り尽くしたクリーク佐藤か東京御岳で鍛えている清信との勝負に沸いた。1本目清信がクリークに5秒以上の差をつけたがクリークはノンペナに対して5回接触の10ペナで負けていた。が2本目清信はコース取りをさらに研究し、2ペナに減らし逆転優勝。3位は九州から国体選手のパワーを見せ

 ゼファーに乗ってインフェルノの神川、イグナイターの木内をわずかにかわす。インフェルノ組も新艇を乗りこなし、ガンネルズの木村シゲ、MCC祈も2本とも記録を残す。

 ちなみに私は1本目Icupの瀬上流のダウンゲートを不通過と感違えしてやり直すいうタイムロスを、また2本目沈という不甲斐ない結果だった。

カナディアンタンデム

 CC2はエントリー1艇ながらも北大CC宮澤&北岡組が美しく強い漕ぎを見せてくれた。オープンの部は何と14艇ものエントリーがあり、男子組が7艇で優勝は三笠CCのクリーク佐藤&神川組がCC2の北大組に1ポイント弱の高タイム。2位は北大OB同士の林&松原組、3位は三笠CCの木内&私がラピッヅの内谷&松浦組にわずか2ポイント差で。女子組は1艇のみだがウサギの耳衣装で仲良しコンビのアノッチ&アッチャン組が出場。男女ペアは5組で優勝候補の組長&おばば組が若き岩教大の藤原と組んだ三笠CC祈事務局長に優勝を悔しくも譲る。2位はタンデムを始めて初エントリーの三笠CCの猪爪ペア!3位にはガンネルズの木村ペア。わずかの差でガンネルズの三浦&レオ組。

2日目 コンバインド

男子カヤック

i-Cup名物の複合競技はいまだ健在!3種目でスラローム、フリースタイル、ダウンリバーと技術とスピードの総合競技だ。カヤックは昨年と連覇のレオが!各部門ともトップではないが、手堅く高ポイントを出しキングオブカヤッカーに。2位はノースパドラーの佐久間、3位は北大水産の鹿野。彼はダウンリバーでトップながらも恩義あるガンネルズの工藤ペアを勝負を捨ててレスキューしたこと、今回またスラロームやワイルドウォーターで国体キップを得られなかったが静水競技含め全てにエントリーしたガッツに会長特別賞が贈られた。

 また今回フリースタイルの最高得点者はノースパドラーの藤崎君、技を見せてくれました!またフリースタイルでのトップはノースパドラーの加藤遼子だった。

 カナディアンでは佐藤雅彦が3部門ともトップを出して堂々のキング!2位にはガンネルズの高木。三笠の神川がスラ1旗門不通過で惜しくも3位。タンデムは九州に行った三笠CCの松原ペアがトップ。2位には何とフリースタイルで最高にアピールした木村親子の朱里ちゃんがフリースタイルでは松原組を押さえて、一番の拍手をもらった。体重オーバーの須美&岡田組はかなり頑張ったが、今回最初で最後のエントリーと聞く。

ダウンリバーの部

 フリースタルの部もあわせても最速は常連の横谷さん!だがエントリー少なく不成立。女子一般も2名で少ないが1位は北大岩村さん。しかしビギナーは男子11名。女子は5名のエントリー。男子は3位まで北大でトップは伴丈君、女子は北水の達さん。タンデムは常連葛城ペア、2位はガンネルズの工藤Papa&Mamaで、最初で最後とか?!
(掲示板より、今年もi-Cupに参戦と判明!お互い楽しみましょう! 2010,1,1訂正)

みなさま本当に お疲れ様!

Rersult

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Text by 『おじじ』こと高篠会長(2009.12.31)
 ※ 写真提供:サダ吉さん(WCC)、ガッツ野村さん(MCC)