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MIKASA Canoe Club updated 2023-10-23

20周年記念 i-Cup

2012.06.17~18 アニバーサリーにふさわしい大会に!

みんないい顔してますね!

ゲストは生みの親、サンデープラニングの吉原さん!



 さて今年もi-cup大会は6月の第3週。何と20周年という節目。スタートはサンデープラニングさんの吉原校長が始めていただいたダガーカップ7回も入れてだが、よくまあ続いたものだ。その感謝もこめて吉原さんご夫婦を特別ゲストとして招待した。がスタッフとしてMC含めお手伝いして頂き、ゆっくり楽しんで頂くというより疲れさせたのでは? と反省。しかしこの大会前後、ご夫婦で道南の温泉巡りをたっぷり満喫されたようで喜んでいただいた。




6/16(1日目) (選手の敬称を略させて頂きます)

私(会長)の20回大会の挨拶と、三笠市からは三笠CCの副会長も務めている冨樫教育長さんからの祝辞を頂き大会はスタート。昨年に続き前週に学生さんにジャッジの講習会をしただけあって、朝の打ち合わせも手短かつスムースに。今年のレスキューも、SRTのインストラクター阿部氏、サブに北原氏にお願いして万全の体勢を固めた。さらにレスキュー応援ボランティアが16名駆けつけてくれ大いに助かった。




初日のスラロームはフリースタイルでは北海道ナンバーワンの農園経営の井上氏にお願いし、国体のスラローム予選から競技がスタート。
今年の見所はやはり国体予選の男子スラローム。昨年ペナで僅差で負けた北大CCの大家が国体連続出場の矢田を見事破って国体切符をゲット。女子は北大CCの成定が勝つ。新星山田が昨年出場の成定を破ったかと思われたが、ペナの差でわずかに及ばず涙を流した。




i-cupとしてのスラの総合タイムでは三笠CCの松原が大分、兵庫と国体代表で出ただけあって大家を破るがその差は僅か0.9ポイント。大家の成長著しく、国体での成績が期待される。女子も三笠CCの藤原が成定を破り優勝だが、国体予選にはエントリーせずワイルドで国体を目指す。



カヤックポリは旭川CCの皆川、女子は帯畜の秦が、ビギナー男子は旭川CCの矢口、女子は北水の吉野がそれぞれ優勝。OC1軽量は最近力が出て、どんころ野外学校の内田が昨年のカナスラで破った三笠CCの佐藤雅彦に挑んだが調子が出なかったか? コースを知り尽くし、実力もダントツの佐藤が2位を大きく引き離して優勝。ポリは同じく三笠CCの須美が今年も優勝。1日目のシングル出場者数は計78名!






午後からはカナディアンのタンデムスラロームが16組。軽量艇では三笠CCの木内&私
が優勝。男子組はガンネルズの原&北水の鹿野組が、混合チームでは三笠CCの藤原&佐藤
雅彦組が優勝。ウエルカムパーティーでの表彰式後、今年も皆からの出品でガレージセールも行われ、売上の一部も東日本大震災の義援金に協力いただいた。恒例のジャンケン大会で1日目は終了。





6/17(2日目)

雨の降らないi-cupのジンクスが崩れ、レース中ほとんど雨降りとなった。少々テンションが下がってしまったが、選手はどうせ濡れる訳でいつもどおりの熱い戦いが広げられた。何とか閉会式にはやんでくれたのが、せめてもだった。

スラローム&フリー&ダウンリバーの3つの種目でトータルの実力を問うコンバインドレース、シングル44名、ペア7組14名が出場。日本ではほとんどない競技だと自負していたが、何と最近すぐ近くの日高は沙流川でのHOAの大会で行われているそうで逆に広まってくれて嬉しい次第。1昨年からキング&クイーンにはゴールドTシャツが景品として渡されることとなり今年は以下の皆さんがゴールドTシャツを手に入れた。キングオブカヤッカーは北水の鹿野。クイーンオブカヤッカーは三笠CCの藤原、キングオブOC1パドラーに三笠CCの佐藤雅彦。OC2パドラーに三笠CCの須美&佐藤祈。
なお男子でのスラの1位は神川(三笠CC)、フリースタイルは藤崎(ノースパドラー)、ダウンリバーは戸谷(岩教大)。女子スラとOC1は各部門とも藤原、佐藤が1位。OC2はスラとダウンリバーが須美&佐藤(三笠CC)、フリーが幸重&諸墨(朝ビー)が1位。




ダウンリバーのみの選手はぺア3組のみがコンバインドの選手と同じくひとまたぎの瀬までのロングコース。シングルの選手は全員ビギナーでスラロームと同じゴールのショートコースで男子21名女子11名という大所帯! ペアはラピッヅの穂井田&小元組が優勝。シングルは男子が岩見沢教育大の竹内、女子は北水の吉野が優勝。
また国体ワイルドの予選はエントリー少なく寂しいということで北水の鹿野がオープン出場し盛り上げてくれた。男子は山岡、女子は藤原が国体出場決定。今年は両人揃って入賞を期待!

2日目は参加者が多かったこと、フリースタイルでのスタートの遅れ、ダウンリバーでビギナー選手のタイムロス、レスキュー後の確認等で時間がかかり、閉会式が大幅に遅れてしまった。特にレスキュースタッフが昼食時間も十分取れなかったりと、反省点が多かった。次回は選手が多かったら、まずフリースタイルは2回を1回にする予定(その代わりタイムを30秒から45秒にしても1時間近く短縮できる)。閉会式も成績発表や景品渡しもシンプルにして時間短縮を考えている。




多くの方々のご参加、協力・協賛を頂き、そして地元や河川管理者等の協力も頂いて20回目の大会を無事こなせたことに深く感謝申し上げる。今回寸前まで桂沢湖の水が不足で発電量を10t/sと絞られていたが、大会のために2日間だけ希望する14t/sまで水量を増やして頂けたことは、長年の実績とはいえ、他では考えられない管理者の配慮があったことを深く感謝しなくてはならない。
今後この大会が学生さんら若者達にも積極的にゲートの準備から当日のジャッジや計時などの運営にスタッフとして参加して頂き、皆が楽しみながら長く続けられる事を大いに期待し、20回大会の御礼と感謝の言葉と代えさせて頂きます。

Text by 会長

OCチャンプ雅彦さんのブログや当日の写真を担当したイノマさん、内田さんの写真は下記からご覧下さい。

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写真担当イノマさんのブログはこちらから

20周年記念 i-Cup前日

2012.06.15 前日準備の様子から

大きなタープも全員で!

会場の準備にデータ整理&発艇順などなど…


 いよいよ明日となる20周年の記念大会に向けて、いつも通り会場の準備が午前中から行われます。テントにテーブル、椅子にランタン。その他もろもろの準備。そしてなにがなくとも音響。釧路ラピッヅの小元さんにお願いし、国体の予選から使わせていただきます。毎年恒例ではありますが、本当に沢山の方々に協力していただきながらの開催。準備にご協力頂いた方々に感謝します。

 そして前日の夜は最終チェック。選手の発艇順やレスキュークルーの配置など、これもまた遅くまでかかりながら、安全に万端を期す為にも頑張りました。







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