2026.06.20.
2026 i-Cup(アイカップ)初日レポート
少し肌寒い朝を迎えた2026年アイカップ当日の朝。
しかし、受付開始の6時半にはオンタイムで選手が続々と集まり、7時半には定刻通りに開会式が始まりました。
@ 開会式で挨拶をする松葉杖の久保雄一実行委員長と実行委員
今年から実行委員会に加わったプリコこと佐藤笑さんの初々しくも冴え渡る司会で進行する中、挨拶に立ったのは……なんと松葉杖姿の久保実行委員長!「足は折れても大会は盛り上げる!」と言わんばかりの気迫の挨拶で幕を開けました。
今年のエントリー数は130名!(公益社団法人)日本カヌー連盟の公式ランキングの対象戦になったこともあり道外からの参加者も多いかと思いきや、ランキングに関わりそうな方は1名ぐらい(笑)。今年からは参加者の皆さんに、ジャッジやレスキューのご協力を改めてお願いしての運営となりました。
@ ゲートセッター矢田さんから今年のコースについて
今年の集計システムは一味違います!「花道」こと藤田くんがJavaで新しく組み上げた専用アプリを投入。スマホ入力で即時データ化されるという、ローカル大会とは思えないハイテク仕様にスタッフ一同感動。
いつも通りSRT(スウィフトウォーター・レスキュー・テクニシャン)インストラクターの阿部さんから安全面のセーフティー・トークがあり、続いてコースセッターの矢田マン(道カヌー協会スラローム委員長)から、全15ゲートの曲者コースのレクチャーが行われました。開会式後は8時からジャッジ&レスキューの最終ミーティング。
@ 新しいJavaアプリでの集計システムを説明する「花道」
そして8時半からは、越智恭平さん、シュンチク、遠藤君の3人によるデモランがスタート!選手たちは食い入るようにゲートのクセを見極め、それぞれの攻略法を頭に叩き込んで本番へと挑みます。
【午前中のバトル:K1・C C1・OC1&SUP】
我が三笠カヌークラブからは、男子K1競技艇に「ペケ」こと松浦大進くん。男子オープンカナディアン(OC1)にはウルフこと須美肇さん、マサちゃん、そしてWebマスターのわたくしがエントリー。
ペケは実行委員会の超多忙な業務をこなしながら、現役大学生たちに混ざって見事に6位入賞!これは立派!
そして大注目は男子K1。国スポ出場の中西くんや先輩の村田くんらを抑え、北大の備後(びんご)くんが1本目から最速タイムを叩き出してクラス優勝をさらいました!
@ 今年も全カテゴリーでのラップを奪った越智ますみ選手
しかし、全クラスを通じての最高ラップ(総合最速)を奪ったのは、やはりこの人。大分県からの刺客、越智ますみさん!唯一の80秒台という異次元の走りでゴールを駆け抜け、会場のド肝を抜いていきました。
一方、北海道の真髄とも言えるOC1(オープンカナディアンシングル)部門は大波乱。
過去圧倒的な強さを誇り“チャンプ”の称号を持つマサちゃんですが、体調不良も祟って1本目DNF、2本目も冴えずにまさかの3位に沈む結果に……。代わりに久々出場の須美(ウルフ)さんが意地を見せて見事2位に滑り込みました!
@ 久々にエントリーしてしっかりと2位獲得のウルフこと須美さん
で、わたくしはと言いますと、マサちゃん同様に左足に変形性膝関節症という爆弾を抱えた状態で挑み、案の定1本目はDNF(撃沈)。なんとか2本目でリザルトを残したものの、6位という結果に終わりました(トホホ……)。
@ 1本目に揃って沈脱するOCロートルライダー二人
そして昨年から新設されたSUP!今年はスラロームのフルコースをそのまま採用しゲートにチャレンジ!1段目・2段目(i-Cupの瀬)・3段目と3つある瀬も降っていただこうという試みでしたが「ラピッヅ魂」を引っさげて、井美さん率いる釧路ラピッヅ軍団やニセコのマッケンジーの方々、そして本州から篠田さんが見事にゲートをくぐり、瀬を下っても落ちないという凄いパドリングに、観客からは拍手喝采な超凄いSUPレースでした!!
@ 地元まんぷく食堂の美味しくてボリューミーなお弁当
【午後のバトル:カナディアンタンデム】
午後からは、クローズドカナディアン(CC)やオープンのタンデム(2人乗り)がゲートをくぐる、如何にも北海道らしい風景が広がります。やっぱりこの泥臭くもダイナミックな絵面は最高にカッコいいですね。
@ 急遽ペアを組むこととなったお二人がタンデムのラップタイム
CC2部門では、オジジと組むはずだったポーこと深田真衣さんと、久保くんと組むはずだった福永さんが急遽ペアを結成。出走前の練習でド派手に沈(転覆)するハプニングでハラハラさせられましたが、本番ではきっちり修正してタンデム最速をマーク!さすがレジェンド、魅せてくれます。
@ 94年~99年までのDagger Cup検定マーク付き青いCaption
@ 発艇前の川の上での風景はこんな感じ
OC2部門では、福島さんとペアを組んだマサちゃんたちが意地で3位入賞。
そして、久々に「組長」こと三好さんとペアを組んだわたくしは、全ゲートに泥臭く絡みつきながらなんとか5位入賞を引っ掛けました!なお、このクラスの最速は北大CCの国スポコンビが、若さあふれるパドリングで優勝をかっさらっていきました。
@ 午後のタンデムでMCを務めたおじじ
そして午後の最高潮、圧巻だったのは南富良野からの刺客・内田誠治くんと、かつてOC1女子でブイブイ言わせていた笠原初菜さんのニューペア!一糸乱れぬコンビネーションで、なんと強豪ひしめくオープン・タンデム部門の最速タイムをマーク!いやはや、まさにカヌー界隈は下剋上の時代ですな(笑)。
なお、レース全体を振り返ると、本州から遠征してくれた中島さんや堀田さん、丸谷さんらが激流をいなして綺麗なノンペナ(減点ゼロ)ゴールを連発!
また、ポリ艇部門では旭川医科大学雪艇俱楽部の面々が大活躍を見せ、各大学の若手もしっかりと力をつけてきている実感を強くしました。
何よりも、北海道の大学で一番歴史が古い「ノースパドラー(酪農学園大学)」の選手たちがガムシャラに頑張っている姿には、おじさん世代としては胸が熱くなるものがありました。それと帯広畜産大学女子チームの圧倒的なパワーには、ただただ脱帽です!
@ チャンプまさちゃんが下剋上でまさかの3位とは…
当日は、昨年までゴールの守護神を務めてくれた猪爪ご夫妻や、お子さん連れのひかるさん、さらにジュニア強化選手として健闘していたケイくんとお母さんなど、懐かしい方々も応援に駆けつけてくれて川原は大賑わい!
というわけで、我が三笠カヌークラブの面々は総じて「満身創痍」のボロボロ状態になりながらも、最高の激流と仲間とのレースを心から楽しんだ初日となりました。
明日の2日目は一体どんなドラマが待っているのか? 後半へ続く!
(Webマスター)

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