2026.06.21
2026 i-Cup(アイカップ)2日目レポート
初日の表彰式は、午後のタンデム競技が開催されたあたりからあいにくの土砂降りとなり、翌日へと急遽延期。
@ この大会の時だけテントを張ることが許される特設サイト
雨が降り止む合間を狙って、各選手たちは大会会場を後にして夕食への買い出し&お風呂へと繰り出し、今宵の夜の宴の準備となったことでしょう。というのも、おじじ会長の体調を気遣って、三笠カヌークラブのロートルメンバーズはクラブハウスと化している会長宅には宿泊せず、各自帰路についた初日でありました。みんな大人です(笑)。
その分と言ってはなんですが、実行委員の面々はイクシュン保育園の宮川園長さんの第2のお家で初日の夕食と翌日の打ち合わせをこなすとともに、夜には会場に戻り、この時だけにキャンプが認められている大会会場の芝地にて、各大学等のカヌークラブの面々や社会人との交流を深めていたそうだとか。情報交換もバッチリですね。
@ 2日目の開会式もMCはプリコこと佐藤笑さん
幸いにも豪雨後は雨に当たることもなく、無事に焼肉等を楽しむことができた翌朝。大会2日目の受付が7時半から開始。実行委員の方々は早めに起床し、本部テントを立ち上げるとともに、PAを稼動させ素敵な音楽とともに受付のアナウンスをするのでした。さあ、2日目の始まりです!
【2日目午前:ビギナーレース】
2日目の最初の競技は、お待ちかねのビギナーレース。今年入部したばかりの新人カヤッカーたちがエントリーです。
@ ビギナーレースのゴール付近に陣取るMCCの面々と実行委員長
昨年までは、スタート地点はスラロームと同様にして川の流れをうまく誘導するようなゲートを数本設けての競技としていましたが、あまりにも沈脱競技者が多く、レスキューが大変ということが反省で出ていたようで、今年は何と『ゲート無し!』の、どんぶらこダウンリバーでございます。
@ コース脇は各大学の先輩が所狭しと並び応援に興じます
と言っても今年入部したての面々は、確かに練習こそしたものの、口から心臓がバクバクと音を立てて出てくるような思いをスタート地点で迎えていることでしょう!いいんですそれで!誰もが一度は通る道!!しかも、今回はコンペティション。普段の練習時よりも強力なバックアップ体制で大会が運営されています。ここぞとばかりに頑張って欲しいと、目を細くして競技を観戦するMCCのロートル達でありました。
@ ゴール付近にはベテランの先輩方が手厚く控えています
スタートは前日のスラロームの場所から、ゴールは11GATE下のちょっとした離れ島的な石が積んでいるところなのですが、右岸に寄せるとゴール後に上陸しやすいエディーをキャッチできるのですが、力尽きて2段目のアイカップの瀬を降る選手も結構いたような。中には、2段目を横や後ろから流れていく選手もいて、1本目からレスキューチームが大活躍の様相です(笑)。
@ 2本目は結構な人数が2段目の瀬を下っっていくのでした
2本目は、結構度胸がついたのか、先輩方からの入れ知恵か、「速さでいけば2段の瀬を降る勢いで漕ぎ切るといいタイムが出る」と教えられたのか、ゴール後も随分と頑張る選手が多かったこと!1本目以上に、応援も力が入るし歓声が飛んでいるのでした!そうそう、ビギナーレースにはSUP選手も男女2名参加しており、熱い声援を受けながら頑張っていましたよ!
@ 各大学先輩方がそれぞれの下級生のMCを務めるという楽しい企画
@ 2段目を沈せずに下り切れば歓声もひとしおです!
【初日延期分の表彰式】
程よくビギナーレースが終了後は、昨日豪雨で延期となっていた初日の表彰式を本部テント前で行いました。
新システム(藤田アプリ)が稼動してからは、選手からもリザルトは用意にスマホで見ることができるので結果はもう知っている状態ではありますが、そこは表彰式。伝統の金銀銅メダルの撮影のみの賞与におおわらわなWebマスターでもありました。カメラの準備は忙しい!
@ 初日表彰式 国スポ参加のブシは項垂れてますよね~ぇ
各カテゴリーごとの表彰後は特別賞です。我が三笠カヌークラブの高篠会長より、三笠市長賞としてCC1の畜大カヌー探検部の山﨑雅来選手に送られるとともに、おじじ賞には中川智恵子選手(旭医雪艇俱楽部)と東山潤也選手(北大CC)が選ばれました。おめでとうございます!
ヤダマン賞には千葉秀晴選手(旭医雪艇俱楽部)と遠藤理生選手(旭医雪艇俱楽部)に受け渡されました。ノンペナ賞は10名ほどいましたが、SUPで頑張った伊美さん(釧路ラピッズ)に与えられました。また、東北海道カヌー振興会の福永さんが、今年も二人漕ぎの特別賞を協賛として出してくれるのでした(感謝!リザルトサイト参照のこと)。
@ ラピッヅ魂のTシャツが眩しいノンペナ伊美さん
美味しくてボリュームのある昼食(地元まんぷく食堂製、いつもごちそうさまです!)を挟んで、午後からはフリースタイル競技です。
【2日目午後:フリースタイル競技】
かつては国体にもCC1で出場経験のある久保くんですが、メインはやっぱりフリー!ということで、今年もこだわりのフリースタイル競技の開始です。
@ フリースタイル競技のMCはベテランの宮川さんと久保くん
ワールドカップのフリースタイルカヤック女子でクイーンに輝いた高久瞳さんが足しげく毎年通って来たぐらいの好スポットでもある『i-Cupの瀬』。日本国内で唯一と言っていいほど、毎年、三笠カヌークラブの高篠会長がクラブとして重機を入れて整備しており、河川管理団体とも友好的な関係を築いてきたからこそのフリースタイルの聖地。一昨年はホールに入ったら抜けられないデス・ホール化していたとも言われていましたが、今年はとても調子が良いとのこと。絶好のコンディションです!
フリースタイルのエントリーは男子18人、女子12人。競技内容は、1ライド45秒で、予選は2本合計採用。女子は人数が少なめなので、当日は3本中2本採用として臨みました。ちなみに予選は2本採用、準決勝は2本中1本採用、決勝は5人サドンデス予定でしたが、時間が押したため2本中1本採用での一本勝負となりました。
我が三笠カヌークラブからは、フリーのW杯にも出場した遠藤くんと、実行委員にも名を連ねている「花道」こと藤田滉也くんがエントリー。本来は女子で出場するはずのカナエちゃんは、今年は実行委員会の運営に専念するために残念ながら欠場(来年は出られるようになるといいな!)。
@ 実行委員と2足の草鞋で頑張った花道こと藤田くん
遠藤くんは残念ながら予選落ちするも、花道が決勝に進出し、華麗なトリックを披露してくれて見事5位入賞!運営との2足の草鞋を履きながらのリザルトは本当に立派です!
そういえば、当日はW杯サッカーが午後から開催されており、試合展開が気になっているカヌイスト達も大勢いたようで、あちこちでスマホを凝視していたとか(笑)。こちらの結果はなんと4:0と大差で日本が圧勝!
@ ワールドカップ・サッカーが気になる面々はこちら
で、アイカップのフリーの方も負けじと熱い戦いが繰り広げられ、やっぱりこの競技層が熱いのは旭川医科大学雪艇倶楽部の面々というのがよくわかる結果となりました。圧倒的です!
@ MCテント脇から望むフリースタイル競技時のワンショット
【閉会式・お楽しみ抽選会】
競技終了後は、この日に行われたビギナーレースとフリースタイルの表彰式。男女の表彰後はお待ちかねの景品の授与(お楽しみ抽選会)です!今回は、時間短縮のためランダムに選ばれた番号が参加者に割り当てられ、協賛会社が用意してくれた豪華景品を受け取っていくスタイルとなりました。
@ ランダムな数字を割り当てられる中1番を得るとは持ってますね!
何と1番くじを引き当てたのは、国スポCC1女子北海道代表のポーこと深田真衣選手。NRSのPFDをガッチリGETするのでした(相変わらず持ってますね~!)。
当日の協賛ということで、松井カヌー店からも多数豪華景品が当たり、グリグリ仮面こと井上哲宏さんのところの井上農園から「農家自慢のお米」も振る舞われるのでした!いつも本当にありがとうございます。
@ やっぱり最後は恒例の大ジャンケン大会ですよね!
【参加して協力もする大会】
閉会式後は恒例の記念撮影。最後に桂沢水道企業団からこの日のためだけにお借りしている臨時の芝キャンプ場の「大クリーンアップ作戦」として、参加者・参観者全員でゴミを拾い集めて完全フィニッシュとしました。来た時よりも美しく!
今年の要項の補足事項として「参加者にはゲート設置や撤収・ゲート審判、レスキューなどのご協力をお願いします。」と記載されていましたが、実行委員長の久保くんが、まるでパズルをはめるが如く参加者の力量を鑑みて、適材適所にジャッジやレスキュー(乗艇かスローバッグ、あるいはライブレスキュー)など、何がしかの『役割』を担ってもらうことをエントリー表と一緒に事前メール配信していました。
これはまさにカヌー界隈の新しい取り組み、まさに持続可能なSDGsな取り組みと言えるのではないかと感じるのでした。
アイカップという伝統ある大会に参加するもの達へ、カヌーという競技と運営の双方を担うことにより成就される「教育の場」でもあり得ると感じた、素晴らしい大会へと育っているなとWebマスターの感慨もひとしおの二日間でした。皆さん、また来年イクシュンでお会いしましょう!
(Webマスター)

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