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MIKASA Canoe Club updated 2026-07-17

2026.07.12
国スポ&選手権レポート


第80回国スポ地区予選&北海道選手権レポート
 7月12日(日)、三笠市西桂沢の幾春別川カヌー特設会場にて、「第80回国民スポーツ大会北海道地区予選会」兼「第50回北海道スラローム選手権」兼「第51回北海道ワイルドウォーター選手権」が開催されました!
 今年はスラロームに男女合わせて17名、ワイルドウォーターに男子2名の熱きパドラーを迎え、道内最高峰のタイトルと本戦への切符を懸けた大一番が幕を開けました!


 前日までに検艇を済ませた選手たちが、朝7時頃から本部テントへと集合。
 ゼッケンを受け取り、8時からの開会式では競技委員長兼ゲートセッターのヤダマン(矢田さん)から本日のコースについての熱いレクチャーを受けました。
その後、8時半からは緊張のデモランがスタート。

 矢田さんをはじめ、畜大カヌー探検部OBの田中くん、北大CCの越智さんらがデモパドラーを務めましたが、これがまた驚くほどの超タイトコース!

 なんと中盤の難所である「19番ゲート」では、百戦錬磨のデモランナーが全員ポールに触ってしまうという極悪仕様(笑)。選手たちの目が一瞬にして本気モードへと切り替わり、ゲート攻略の作戦会議がそこかしこで始まりました。

【波乱の1本目:仕掛けられたヤダマンの罠】
 この超難関コースを、なんと減点ゼロの「ノンペナ」で美しく漕ぎ抜けたのが、男子K1・北大CCの渡邊優太朗選手!132.59ポイントで見事に暫定ラップを奪取します。

2位には男子C1・北大CCの小田雅大選手が138.70ポイントでピタリとつけ、3位には昨年代表の中西実直選手(141.97ポイント)が追う展開に。
 女子K1は北大CCの三浦真琴選手が212.39ポイントで手堅く1本目をまとめ、畜大カヌー探検部の中山果純選手と土佐千夏選手がペナルティに苦しみながらも執念でリザルトを残しました。

 唯一の女子C1エントリーとなった北大CCの深田真衣選手(ポー)は、貫禄のパドリングで163.61ポイントをマークします。
 それにしても、今回は「2段目の瀬(i-Cupの瀬)」をクリアした直後の動きが勝負の分かれ目でした。
左岸16番アップゲートを抜けた選手たちが、ほっとしたのも束の間、そのまま下流に目を奪われてしまい、すぐ右上流に設置されている「17番アップゲート」を忘れて(見落として?)大慌てでリカバリーする場面が続出!
 これを本部席から見ていたゲートセッターの矢田さんが、思わずニヤリとほくそ笑んでいたのを、わたくしは見逃しませんでした(笑)。デモランでしっかり見せてあるので、言い訳は一切通用しません!

【極限の2本目:これぞ国スポ予選の執念】
風雲急を告げる2本目、選手たちの意地がぶつかり合います!
男子K1(カヤックシングル)
昨年代表のプライドを懸け、中西実直選手が猛烈なスパート!
この日唯一となる120秒台(129.07ポイント)のスーパーランを叩き出して見事に逆転優勝を飾りました!

女子K1(カヤックシングル)
1本目のリードを守りきった三浦真琴選手(北大CC)が逃げ切り優勝!
2位には、驚異のパドルワークで三浦選手に「あと2秒」まで迫りながらも、12ペナに泣いた中山果純選手(214.40ポイント)、3位にはペナルティを大幅に削ってタイムアップを果たした土佐千夏選手(277.72ポイント)の畜大勢が食い込みました。


男子C1(カナディアンシングル)
1本目から抜群の安定感を見せた小田雅大選手(北大CC)が138.66ポイントで優勝!2位には畜大の山﨑雅来都選手が192.73ポイントで入賞を果たしました。

【ワイルドウォーター:ベテランvs若き力】
 男子2名によるワイルドウォーター選手権は、今年も三笠カヌークラブが誇る国体・国スポのレジェンドベテラン・山岡洋貴選手と、売り出し中の若手・渡辺航平選手(畜大)の一騎打ちとなりました!
 先日のi-Cup同様、下剋上なるかと注目が集まり、前半セクションでは渡辺選手が素晴らしいスピードを見せましたが、勝負の2段目の瀬の下部でまさかのエディーラインに捕まる痛恨のタイムロス。
 激流を冷静にいなした山岡選手が288.80秒で見事に王座を死守しました!約30秒のロスを喫してしまい悔し涙をのんだ渡辺選手ですが、前半のスピードは一級品。来年のリベンジバトルが今から本当に楽しみです。

 ワイルドウォーターのノンストップトレーニング中には、バケツをひっくり返したような豪雨が襲ってくるなど、相変わらずイクシュンらしい大荒れの天候に翻弄されましたが、そこは我が三笠カヌークラブの少数精鋭・快速機動部隊!
 雨が本格化する前に本部テントやPA機材をあっという間に撤収し、無事に本年度の北海道代表候補選手たちの熱い走りをサポートし終えることができました。お手伝い・ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。そして何より、レースのために断続的に瀬を下る選手たちのために、快くコースを譲り、温かいご理解をいただきましたフリースタイルパドラーの皆様に心より感謝申し上げます。
 さあ、北海道の夏はここからが本番!代表候補に選出されたパドラーの皆様、本戦の青森国スポに向けてさらにパドリング・スキルを磨いていきましょう!

※女子ワイルドウォーターの代表候補選手につきましては、道カヌー協会スラローム委員会における厳正なる選考基準に基づき、後日正式決定・発表となります。

(Webマスター)